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本『モモ』

読んだ本

モモという本。果てしない物語を読んで気に入った小学生の女の子が、同じ作者だからか続いてこれを読みまた大好きになって頻繁にモモ!モモ!と言ってはしゃいでいた。当時僕はその子が好きだった。成人式で集まったとき久々に見たらなんかちょっとギャルっぽくなってたな。残念。


この本のamazonのレビューで面白いのがあった。

あえて一点をつける。, 2013/8/25
もう30年も前に読んだものだが、その時感じたことである。ここに描かれた物語は、多くの人が共感するもので、そのために話題作であり、それまでジムボタンなどが出ていても知られていなかったエンデを一挙に有名にしたものであり、世界的にも知られている。ただエンデは通俗小説家だという批判もあった。
 私がいかんと思うのは、この作が誰しもが感動してしまう構造を持っていることである。全員一致というのは文学として良くないということだ。人はそれぞれに違う感想を持つというのが健全なことで、それがまた通俗という批判のもとでもあろう。これを読んで、日本人はあの盆と正月の帰省ラッシュといった愚かなことをやめるであろうか。話題の映画に殺到し、早く観ようとするのをやめるであろうか。やめたなら幸いであるが、どうもそうは思えないのである。
 この本は、「なんで話題の映画を早く観なきゃいけないの?」と言っているはずなのである。この本に感動しつつ、それをやめないとしたら、それは何にもなっていないのである。

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